
皆さんこんにちは!
福岡市東区香椎照葉
パーソナルトレーニングジム
IDLトレーナーの田坂です。
腸内環境とダイエットには
深い関係があります。
腸内環境を整えるために対策することを
最近では「腸活」と呼ぶことがありますね。
腸内細菌に働きかけることで
体に良いさまざまな作用が
働くことが明らかになってきています。
ダイエットも例外ではありません。
●腸内環境とダイエットの鍵
・短鎖脂肪酸
短鎖脂肪酸とは、腸内細菌によって
作られる酸のことで「酪酸」「酢酸」
「プロピオン酸」などの種類があります。
大腸内で、特定の腸内細菌が食物繊維を
分解・発酵し、短鎖脂肪酸を作ります。
短鎖脂肪酸は大腸内で重要な役割をしています。
短鎖脂肪酸は、体に悪い影響を及ぼす
腸内の悪玉菌の活動を抑制したり
大腸のエネルギー源となったりと
腸内環境の改善にも様々な役割を担っています。
体に蓄えられる脂肪は
短鎖脂肪酸の量によって変わってくる可能性があ理ます。
●ダイエット効果
⒈むくみの改善
腸の重要な働きの一つに体に
必要不可欠な水分の維持、調節があります。
水分の調節が上手くいかないと
便の不調(下痢、便秘)に直結しますが
腸内環境が悪化し腸の働きが低下すると
過剰な水分を細胞と細胞の間に蓄積して
むくみにつながります。
腸内環境が整って老廃物が排出され
むくみが改善すると
短期間で体重を大幅に減らすことができます。
腸内環境を整えはじめてすぐに痩せる方がいますが
そういう方は水分によるむくみが影響しています。
⒉脂肪の燃焼
ビフィズス菌と食物繊維を
一緒に摂ると短鎖脂肪酸が作られます。
この短鎖脂肪酸により交感神経が刺激されると
基礎代謝が高くなり
基礎代謝が高くなることによって
太りにくい体になり
こうしたサイクルが回ることによって
次第に余計な体脂肪が燃焼していきます。
そのため、
腸内環境が改善した後
効果が出るまでは少し時間がかかります。
すぐに体重が減らない場合はこちらのパターンなので
継続することでヤセ体質を手に入れましょう。
●ヤセ菌を増やす
1.ヤセ菌を入れる
手軽に続けやすいビフィズス菌入りヨーグルトがおすすめです。
ヨーグルトの中にはビフィズス菌が
入っていないものも多いため
ビフィズス菌入りのヨーグルトを選んで摂るのがよいでしょう。
2.ヤセ菌を育てる
腸内にビフィズス菌を入れて
ヤセ菌をふやしたら
その菌を「育てる」ことが大切です。
ヤセ菌を育ててくれるのが
ヤセ菌が大好きなオリゴ糖や水溶性食物繊維。
オリゴ糖や食物繊維は
積極的にとることで
善玉菌が増え
日和見菌が味方して腸内環境はさらに改善します。
3.ヤセ菌をキープする
腸を内側からケアしたら
今度は腸のまわりの筋肉を動かし
良い状態を「キープする」ことも大切です。
腸は体の中でほぼ固定されず浮いているような臓器で
加齢や筋力の低下
出産などで下がりやすくなります。
腸の位置を戻すために
ウォーキングやストレッチなどで
腸を支える腸腰筋や腸を保護する
骨盤まわりの筋肉を動かしましょう。
●ダイエット以外の効果
・免疫力up
体を病原体から守るため
腸で全体の7割の免疫力がつくられています。
そしてこの免疫力に腸内細菌は
大きな影響を与えています。
腸内細菌を良い状態に保てれば
免疫力を活性化して病原体に強い体を作ることができます。
・幸せホルモンの分泌が増える
腸内細菌は「ストレスを抑える働きを持つ」ともされています。
また、セロトニンと呼ばれる多幸感をもたらす
「幸せホルモン」は、腸内細菌と深い関係にあり
腸内細菌が多いほどセロトニンも多いという研究結果もあります。
・美肌に導く
腸内環境が悪化すると
腸内細菌が生み出す腸内有害物質が増え
肌荒れなどのトラブルを
引き起こすことは広く知られています。
腸内環境を改善することは
肌へ良い効果をもたらし美肌に繋がるのです。
上記のように
腸内環境とダイエットに
大きな関係性があることがわかります。
腸内細菌の詳しくは今後、解説をさせてもらおうと思います。
本日も読んで頂きありがとうございます。